本研究室では、非経験的手法に基づく物性物理学の研究を行っています。 様々な物質に対する計算から得られた知見をもとに、非自明な電子状態 に由来する特異物性を理論的に予言、設計することを目指しています。 長期的には、新しい設計指針や指導原理の確立を理論物理学上の新概念 の発見につなげることを考えています。精度の高い物質設計を可能にする 新しい計算法論の開発にも積極的に取り組んでいます。
最近の研究テーマとしては以下のものがあります。

- 強相関モデル計算と密度汎関数理論の融合
- 超伝導密度汎関数理論の開発と応用
- 鉄系超伝導体、銅酸化物高温超伝導体、ドープされたバンド絶縁体、
  フラーレンにおける超伝導
- 5d電子系におけるスピン軌道相互作用と電子間相互作用の競合
- 巨大ラシュバ系やトポロジカル絶縁体の電子状態計算
- 遷移金属化合物における巨大熱起電力
- 重い電子系における多極子の物理